お客様からのご相談で、雨漏りが発生しているとのことでした。
室内を拝見すると、洋室の壁際に沿って雨水が流れてきたため、ビニールシートで養生されていました。
突然のことで驚かれたことでしょう。
こういう時こそ、雨漏り修理専門のプロの診断が必要です。
もう安心ですね。
お任せください。
ビシッと雨漏りの原因を突き止めてご覧いただきます。
まずは室内の雨漏り箇所からおおよその検討をつけ、いざ屋根に上ります。
玄関部分に梯子をかけて上りましたが、玄関屋根によくある瓦棒といわれる金属屋根は腐食しやすく脆くなっていることがあるので、細心の注意を払いながら上ります。
スタッフ2人で調査を行いましたが、屋根に上がった瞬間、一人は屋根面を歩かずその場で待機することにしました。
なぜかというと、ザッと見渡した時に陶器瓦に欠けが多数あり、「これは!」と初見で事の重大さをすぐに感じ取ったからでした。
瓦が溶ける???
瓦が溶ける?
驚かれたかもしれませんが、瓦の種類と製造年によっては経年劣化でもろく溶けていく瓦が存在します。
すべてがそうではありませんので一旦ご安心ください。
簡単にいうと、大手瓦メーカーである「石州瓦」「三州瓦」以外の瓦は残念ながら溶けだす可能性が否めません。
また、経年劣化のレベルや状況も各家々で異なりますので、こちらの資料を参考にご覧ください。
ちょっと難しい話になりましたが、今回のお宅ではまさに瓦が溶けてしまっていたため、処置としては屋根の葺き替えのご提案となりました。
突然の屋根の葺き替えのご提案には驚かれることでしょう。
高額ではありますし、そんな予定を立てていらっしゃる方はいないと思います。
…しかしながら、今回の件では雨漏りは一か所からしか発生していないのです。
こういう場合のわれわれのご提案としては、屋根を「面」で区分けいたします。
屋根の形状にもよりますが、ほとんどの場合、屋根は棟や段によっていくつかの面に区分けできます。
よって雨漏り発生のある屋根面を葺き替えるというのがプロとして提案できる最小単位となります。
もちろん、その他の面の状況が何もせず直るわけではありませんので、予算に応じて少しずつでも改修していかなければなりません。
われわれ屋根工事MUKAIは、工事を押し売りしたり恐怖をあおったり決してしませんので、どうぞ安心してご相談ください。
お客様に応じてご提案させていただきます。